【FOOD】ナマステコラム vol.1 「チャイのこと」

チャイ・赤布インド人に最も愛されている飲み物、チャイ。 
朝目覚めた時、食後、ちょっとした休憩に、などなど、 
インド人は一日に何度も甘~いチャイを飲んで一息入れます。 街の小さチャイ屋の周りには自然と人が集まり、おしゃべり好きのインド人たちが談笑し、和やかな空気がそこに生まれます。 
インドを旅する旅行者にとっても、5RS(約10円)程度で飲めるチャイは、 いたるところで旅の疲れを癒してくれる親しみの持てる存在、まさに旅の味。 
    
僕もインドに行くと、まずはじめにチャイを飲みます。 
そうすることで、インドに来たーっ と実感できるひと時を味わえるのです。 
 
そんなチャイの歴史はイギリスがインドを統治していた時代にさかのぼります。
イギリス人が自国の輸出用にインドで茶の栽培を始めたのですが、 収穫された良質な茶葉のほとんどが輸出用で、一般のインド人向けに流通するのは 良質な紅茶を作る際に選別からはじかれた茶葉がほとんどでした。 
そんな茶葉の紅茶はストレートティーとして飲むには適していません。 
そこで鍋で茶葉を煮出し、たっぷりのミルクと砂糖を入れる事によって渋みをなくし、インド人好みにスパイスを効かせて作ったのがチャイのはじまりといわれています。  
名前の由来は、Cha(茶) of india 略してChai。これは僕の勝手な憶測ですが・・・。

 

チャイ・漉しインド全土で好まれているチャイですがなにせインドは広い。 
地域によってチャイのスタイルも少し異なります。 
北インドは煮出した紅茶に牛乳を入れてさらに煮込む。  
そうすることでコクのある味に仕上がります。
対して南インドは煮出した紅茶と別の鍋に温めておいた牛乳を注ぎ合わせて完成させるチャイ屋も多くみられます。
このとき、2個のカップを使って高低差をつけて注ぎ合わせることで、表面にカプチーノのような泡立ちが生まれ、まろやかな味のチャイになるのです。 
このパフォーマンスが楽しい!の動画↓

 

 

チャイ・レシピ

チャイ。その発音も存在もなんかかわいい。 
道端のチャイ屋も、そこでチャイを作る人、飲む人もそんな感じに思えてしまうのです。 さてさて、肌寒くなるこれからの季節には、体を温める効能のあるショウガを効かせた、チャイを作ってみてはいかがでしょうか。

<ジンジャーチャイ> [材料 4人分]

  • 茶葉(アッサム産)大さじ2
  • 牛乳300ml
  • 水300ml
  • 砂糖 大さじ2(好みで調整)
    *豆乳で作る場合は調整豆乳が沸騰させても分離しにくいのでおすすめ。
  • しょうが 一片(つぶす)

 

チャイとこども[作り方]

  1. 鍋に水、しょうがを入れて沸騰させる。
  2. 茶葉を入れてしっかりと煮出す。
  3. 牛乳を入れて沸騰させ、ふきこぼれないよう火力を調節しながら 2~3分煮込む。
  4. 砂糖を入れてかき混ぜ、茶こしでこす。

お香でもたきながらチャイをすすれば、そこはもうナマステの世界です!

(text by 山登 伸介 / shiva curry wara