【オステオパシー】健康メモ①

〜解剖・生理学の視点から〜

肩こりと呼吸

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呼吸する際の筋肉の使い方が肩こりの一因になっていることもあるんです。

呼吸には安静時呼吸と努力呼吸があります。

● 安静時呼吸・・・日常的に無意識のうちに行っている呼吸。
(使う筋肉)
吸気:主に横隔膜の収縮。外肋間筋も少し。
呼気:収縮した筋肉が弛緩することによるため、筋肉は使用せず。

● 努力呼吸・・・深呼吸。ヨガやピラティスで意識的に行う呼吸。
(使う筋肉)
吸気:横隔膜、外肋間筋がメイン。加えて、呼吸補助筋(胸鎖乳突筋、斜角筋群、大胸筋、小 胸筋、肩甲 挙筋など)
呼気:内肋間筋、肋下筋、腹筋群、腰方形筋

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ここがPOINT!

正常な安静時呼吸では、呼吸補助筋は使われません。
呼吸補助筋のうち、胸鎖乳突筋、斜角筋群、肩甲挙筋などは首から肩にかけて付いていて、肩こりの原因になりやすい筋肉です。
安静時呼吸でもこれらの筋肉を使うクセがついていると、知らず知らずのうちに筋肉が疲れてしまいます。

1日の呼吸は約24,000回。小さなクセでも×24,000となれば肩こりの原因となり得るのです。

☆今日のクラスでチェック☆
・安静時呼吸に合わせて肩が上がる
・深呼吸で肩が大きく上がる、もしくは、胸やお腹が膨らむよりも先に肩が上がる(深呼吸時には呼吸補助筋も使われますが、あくまで補助。メインは横隔膜です。)
このような方は呼吸で首の筋肉を余計に使っている可能性があります。

呼吸は肩リラックスでお願いします(*´▽`*)
 
例外:おもいっきり肩を上げてストンっと下ろすような動きの場合は別です。インストラクターの指示通り行ってください。

(text by 泉谷紀子)