【YOGA】 ヨーガの世界観 〜ミクロコスモス〜

本格的な夏がやってきました。
晴れた夜には節電のためにも、エアコンやテレビを消して、ベランダやお庭でうちわ片手に空を眺める、なんていうのもいいですね。
街灯が少ない今年の夏は、星もよく見えるかもしれません。
 
皆さんは星を眺めるとき、どのような事を思いますか?

私はその先に広がる宇宙を想像します。

今見ている星の光は、何千年も前に放たれた光だといいますよね。
今でも宇宙は膨張し続けていて、その為さらに光が届くのが遅くなっているそうです。
本当に宇宙は、とてつもなく大きく、私達人間には計り知れない、未知の世界です。

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ところで、私達の身体はどうでしょう?
私達は自分の身体を、全て理解できているのでしょうか?

ヒトの身体は、60兆もの細胞から成り、その数は銀河系の星々の数百倍にも匹敵し、またその細胞は、胃腸で5日、心臓で22日、筋肉で60日、骨なら90日で生まれ変わっているそうです。
 一瞬一瞬が破壊と再生の繰り返しで、何千・何万もの細胞が、誤作動を起こすことなく日々生まれ変わる事で私達は生きているのです。
お茶をしているときも、眠っているときも、友達と遊んでいるときも、恋人とデートしているときも。。。
内側では宇宙的に大規模な奇蹟が起こり続けているのです。
私達にはその全てを把握しようもありません。

誰が奇蹟を起こし続けているのでしょう??
宇宙を膨張させ続けているのは誰の仕業??

 
 「インドでは、これが同一犯によるものだと見ています。
  さて犯人は誰なのでしょう??」(ニュース風に。)

 

・・・ 科学でそれを証明しようとする者、医学や数学でそれに自然と触れてしまう者。。。
そしてインドでは、古代の聖人たちが、
瞑想中にそれを「聞き」、「言葉」で顕し伝える事に徹してきました。

それがインドの思想・哲学、ヨーガの元となるものです。

ところで。

そう考えると、私達はヨーガの練習をしながら、自分という宇宙的な未知の世界を旅している、と言えます。
何てロマンチックな事でしょう!

また、ヨーガに限らず、身体を繊細に扱う人々(お医者さんやボディーワーカー達)は、その宇宙的な神秘に触れる事が多々あるといいます。

身体は小宇宙です。小宇宙とは、宇宙全体の一部でありながら、全体と類似したもの。(by.Wikipedia)
この小宇宙の探求は、大いなる宇宙の真理の探究とイコールなのです。

話がかなり大きくなりましたが、
実際、アーサナ(ポーズ)の練習も、一瞬一瞬が二度とない「今」の自分との出会いという奇跡的な瞬間です。

アーサナが上級であるかどうかは、一瞬一瞬の密度なのだと思います。

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身体の隅々を意識で満たし、心と身体と呼吸が完全に一つになるとき。
星空を見上げて思いを馳せる大きな宇宙が、そこに広がるかもしれません。

(text by miyabi